面接の前に緊張している就活生たち
 こんにちは!株式会社マスヤプラスの松本です。
 試験、面接、スピーチ、スポーツの大会など、心理的に緊張するような場面は誰しも経験したことがあると思いますが、何度も経験しているにも関わらず一向に解消・軽減できないという方は少なくありません。
 私は現在セミナー運営という人前でお話をすることを生業としているわけですが、過去には司会やプレゼン、多種多様な試験など幾度となく緊張する場面を経験してきました。私自身緊張しやすい性格で様々な軽減策を実践してきましたので、この記事では緊張を軽減する4つの方法をご紹介します。
 特に試験やプレゼン、スピーチなどビジネスパーソンが普段経験するであろう場面を想定しておりますので、ことあるごとに緊張してしまう方はぜひご覧ください。

とにもかくにもリハーサル!

 そもそもなぜ人は緊張するのでしょう?これに関してはネットをはじめ多くのメディアで脳科学、心理学、医学的など様々な角度から取り上げられておりますが、あえて一つ言うのであれば「非日常的な行動に対する不安」というものがあります。例えば同じ「食事」という行為でも、普段自宅で食べているときは当然ながら緊張などしませんが、これが超高級レストランでの会食となると一気に緊張してしまう方も少なくはないでしょう。多くの人は他人から良く見られたい、失敗したくないと思うものです。高級レストランでは、テーブルマナーや専門用語、食に対する知識など自宅での食事では必要のないことを求められ、それが備わっていない場合、失敗という結果が容易に想像されますので、それが緊張という形で現れるわけです。
 逆に言えば、そのような「非日常的な行動」が日常的になれば緊張はしなくなるわけですがそれを能動的に行うことは容易ではありません。ですから、緊張を軽減するには「非日常的な行動」のリハーサルやシミュレーションを繰り返すことで少しでも日常的な意識へ近付けることが非常に効果的です。何度も繰り返して頭や体に覚えさせれば、本番時に何も言えない、まったく体が動かないといった最悪の事態は回避できます。
 私は中学時代に生徒会長を務めていたのですが、生徒会長になって最初スピーチが新任の先生に対する生徒代表のあいさつでした。その前日、私は話すべき内容をそれなりに覚えたつもりだったのですが、いざ本番となった時、頭が真っ白になりまったく言葉が出てこず、思いついた言葉をその場でただ発するだけの支離滅裂なスピーチとなってしまいました。そんな恥ずかしい経験を数十年経った今でもはっきり覚えており、それ以降、人前で話すときは完璧に話せるようになるまでリハーサルをするようになりました。この記事をご覧の皆様は私のような失敗をしないよう、緊張する場面の前にリハーサルやシミュレーションをして本番に臨んでみてください。

他人はそれほど自分に興味がない!

 緊張しやすい人はよく「自意識過剰」とか「自分好き」などと分析されることがありますが、幸か不幸か他人は自分が思っている以上に自分のことに興味を持ってはいません。それは自分の失敗に対しても同様で、他人に多大な迷惑をかけるような失敗ならともかく、自分自身にのみ影響するような失敗を他人は大きく受け止めることはなく、そのことを強く意識すれば多少なりとも緊張は軽減されます。
 先ほどの中学時代の話には続きがありまして、私が大失敗と落胆していた状況で同じクラスの友人に「俺の話、最悪だったでしょう?」と聞くと意外にも「別に普通だったよ。」という言葉が返ってきたのです。自分にとっては一大イベントでも、聴く側は日常生活にあるごく一部の出来事にすぎず、それを知った瞬間、言葉が詰まったり途中でつかえるような失敗は些細なことであると認識ができるようになりました。
 第三者に迷惑をかけてしまうような失敗は当然避けるべきですが、それが自分自身にのみ降りかかるようなものであれば他人に気にされるようなことはありませんので、自分だけの失敗を他人はそれほど気にしないことを強く意識できれば緊張感もかなり弱まるようになります

自分に合う軽減ツールを探そう!

 そもそもなぜ多くの人は緊張したくないと思うのでしょうか?人は緊張しなくなると仕事が雑になり、それがミスやエラーを引き起こす要因となる場合があります。緊張感を持つことが高いクオリティの仕事に繋がるため、ある程度の緊張というものは必要不可欠です。しかし、私もそうなのですが、緊張をすると心身にマイナスの変化が現れそれによって行動が大きく制限されてしまうケースがあり、それゆえに緊張をしたくないと思う方も数多くいらっしゃると思います。よほど症状が大きい場合は心療内科、メンタルクリニックを受診してプロの対応を仰ぐことになりますが、多少お腹が緩くなる程度であるとそこまで踏み込むことに躊躇して我慢をしてしまう方も少なくありません。私の場合、緊張してお腹が緩くなった時のためにフィルムタイプの下痢止め薬を常に携帯しており服用するとそれなりに効果が表れるのですが、それを携帯して以降、持っている安心感からか不思議と症状が出にくくなってきました。ツール自体の効果はもちろん、それがあるという安心感も緊張を軽減する大きな要因となります。
 代表的なツールとしては症状を直接抑える医薬品が真っ先に挙げられますが、それに限らず、直前に音楽を聴く、動画を見る、アロマを嗅ぐ、耳栓をする、チョコレートを食べる、ガムを噛むなど可能性のある行動は数限りなくあります。そして、自分に合う緊張をほぐす行為を探してみる行為自体も緊張を和らげる効果が期待できますので、我慢せずにまずは自分の趣味や趣向に合わせたツールを探してみることをお勧めします。ちなみに私は、遠くのものが見えない一般的な近視なのですが、それを逆手に取って、遠くを見る必要がないスピーチの場合は、あえてメガネやコンタクトを外して聴いている人の表情が分からないようにしたところ思っていた以上に緊張を抑えられました。使える人やシチュエーションは限られますが、もし興味があったらお試しいただければと思います。

鉄板のルーティンを実践しよう!

 ルーティンと言えば、野球のイチロー選手、ラグビーの五郎丸選手、大相撲の高見盛関など、スポーツ選手でよくみられる光景ですが、緊張を軽減するという意味でも自分なりのルーティンを実践するという方法はよく聞かれおり、先ほどお話ししたツールを見つけて実践するという行為もルーティンのひとつとなります。ただ、ルーティンは人によって内容や効果も様々なのでこれと特定してお伝えするのは難しいのですが、「プレゼン・スピーチ」と「試験」のそれぞれで、ほとんどの方が実践できる鉄板ともいえるルーティンが存在しますのでここでお伝えいたします。
 まず、プレゼン・スピーチなど大勢の前で話をするシチュエーションでは「深呼吸」をおすすめします。非常に簡単でありきたりな方法なので誰でも思いつきそうですが、緊張で意識が狭まっている状況では意外なほど認識できなかったりします。緊張状態というのは、緊張を誘発する行動中よりもむしろその直前が一番のピークとなる傾向が強いため、緊張のピーク時にしっかりと呼吸を整えることで落ち着いて本番の行動に臨むことができます。深呼吸のコツは、必ず「吸って→吐いて→(最後に思いっきり)吸って」行動に入ることです。呼吸を吐いた状態で行動に入ると、ただでさえ緊張で心拍数が上がっている状態のところでさらに過呼吸になり、場合によっては身体に異常をもたらす恐れもあるので注意しましょう。
 次に試験で鉄板のルーティンは、開始30分~1時間前に会場に入りバックアップのトイレを確認することです。バカみたいに思われるかもしれませんが、1日で複数の科目を受験するような試験の場合、そのインターバルの時間ではほぼ100%トイレが混雑します。私はそのインターバルでトイレに行けずとてもつらい思いをした経験があるので、それ以降は必ずバックアップのトイレを確認しています。私のようにお腹がゆるい人間に限らず、誰しも生理現象はいつ来るか分かりません。決まった時間でその不安を確実に解消できる術を持つことで安心感にも繋がります。

まとめ

 以上、緊張を軽減する4つの方法をお伝えしました。緊張をゼロにするのはなかなか難しいことですが、それを軽減することはさほど難しいことではありません。過度な緊張により大事な本番で致命的な失敗をしないよう、これらのメソッドを実践してみてください。

このページの内容はYouTubeの動画としても公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください。


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