自分がプチハラをしていることに気付いてハッとするサラリーマン

小さなハラスメント『プチハラ』に気付け!

こんにちは!株式会社マスヤプラスの松本です。
 今やパワハラやセクハラだけではなく、リモート勤務特有のハラスメント『リモハラ』や血液型で人となりを判断する『ブラハラ』などハラスメントには様々な形態が雨後の竹の子のように発生しております。このページで紹介する『プチハラ』は、ある特定の行為によるハラスメントではなく、多くのハラスメントの中に埋もれてなかなか顕在化しない小さなハラスメントのことで、顕在化しないがゆえに旧態依然として横行しています。ここで典型的なプチハラをご紹介することで、加害者にも被害者にもなり得ることに気付くきっかけとなればと思います。

無表情の応対

 当たり前ですが、人には様々な性格があって表情豊かな人もいれば無表情で淡々とした人もいます。しかし、その当たり前のことが、プチハラのきっかけとなる可能性があります。特に表情が表に出ない人の場合、相手にする人からすれば恐い、冷たいと思わせるケースは少なくありません。本人は普通に振る舞っているつもりでも、受ける側からすると、抑揚のない注意、無表情な指示などが蓄積された挙句、それが大きなストレスとなりうつに近い状態にまで追い込まれてしまった人もいます。
 この記事を見た人は幸運です。なぜなら、普段なら絶対に気付かないことに気付くきっかけがここにあるからです。「自分は違う」と思っている人に限って、実は自分が思っている自分と他人が思っている自分に大きなギャップが生じていたりします。ネガティブな意見を聞き入れる覚悟を持ち、第三者の客観的な指摘を受けることが最大の解決法です。すぐに変わることは難しいですが、常に表情を作ることを意識することで第三者にも分かるくらいの変化が生まれてくるはずです。

特定人物への偏り

 管理職やマネージャークラスになると従業員への業務割り振りも重要な仕事の一つになりますが、主要な業務やボリュームが大きい仕事を任せている従業員に意識が偏ることはある意味自然なことです。しかし、これが他の従業員へのプチハラに直結することはたいてい気付きません。プライオリティの低い仕事を任せている従業員に対して、彼らへの意識が希薄になることで、無意識に近い無視・無関心にまで発展するケースがあります。パワハラは論外ですが、無関心は過剰な干渉よりもはるかに残酷です。会話でまったく話を振らない、目を合わせないなど「アクティブな行為をしない行為」は第三者が気付きにくく、受ける側は孤独に悩みを抱えるパターンに陥りがちです。
 これには‟気付き”が非常に重要です。無視や無関心は得てして悪意がないため、それが逆に気付きを遅らせます。仕事を任されている本人も、自分はあまり重要なポジションにいないことを分かっています。だからこそ、話しかける、話を聞いてあげるといったことはもちろん、具体的な成果物、結果へのリアクションを早めにしてあげるようなケアが必要になります。

気軽な間接的接触

 どこのオフィスでも、筆記用具や文房具など物の貸し借りや食事のシェアといった行為はごく普通に行われます。ですが、中には(主に衛生的な理由で)そのような間接的接触を極度に嫌う人もいます。その場合、貸してくれる相手の表情やリアクションで判断する必要がありますが、上司に頼まれると断れないケースが多く露骨に表情にも出せないためそう簡単に判断できるものではありません。物の貸し借りに限らず、他人の椅子に座ったり、デスクの電話を使ったり、間接的接触をする場面は意外なほど多く、コロナ禍であればなおさら警戒されます。間接的接触が直接ハラスメントになることはありませんが、繰り返されると受ける側のストレスが蓄積される恐れがあることを踏まえると、人によってはプチハラになると言えます。
 とは言え、円滑に仕事をするうえでモノの貸し借りなどは必要でしょうし、そのような間接的接触を避けることは困難です。そこで必要なのが、感謝の言葉とお返しです。何も大それたことをする必要はありません。「いつもありがとう」や「何度も申し訳ない」などの一言や、お菓子屋や缶コーヒーなどをお返しするくらいで十分です。そういった配慮が、イヤだと思っていた受ける側のストレスを軽減させることにも繋がります。

身体的なクセ

 『なくて七癖、あって四十八癖』と言うように、人には多かれ少なかれクセを持っており、そしてその大半が無意識です。他人にはまったく影響しない自己完結型のクセならまだ良いですが、貧乏ゆすり、食事の時の音、ため息や舌打ちなど、動きや音が第三者からすると非常に気になるクセは少なくありません。このクセから発生するプチハラは、統計的なデータこそないものの最も多いケースと言えるでしょう。
 これを解決するには、無表情なパターンと同じで客観的な意見が必要です。無意識をいかに意識できるようにするかはもちろん、そのクセを修正するところにまで意識を高めないといけないので、実は言うほど簡単ではありません。実際は些細なことでも、このクセが多くの人を不幸に陥れている、と過剰に意識するくらいでないとなかなか修正は難しいかもしれません。

まとめ

 ここでは4つの典型的なプチハラをご紹介しましたが、当然これはほんの一例です。共通しているのは、本人をはじめほとんどの人は意識していないことでも、一部の人にとっては非常に苦痛となる可能性があるということです。しかも、ハラスメントと認められることは極めて少ないので、普段何気に行っている様々な行為を想像して、あの行為は大丈夫かな?とプチハラではないかを疑ってみることが大切になるかと思います。

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